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汎用3次元CADソフトウェアSteel MAGIC 3D製品概要

Steel MAGIC 3D(スチールマジック3D)とは?
鉄骨加工に特化した、汎用3次元CADソフトウェアです。
鉄骨可能に関わる方なら、日常の業務の延長の感覚で操作を習得でき、特別な3Dの学習はまったく不要です。
これまで専用CADでは入力できなかった複雑な部材を、ストレスなく実現できる、鉄骨ファブリケータのための3D-CAD、それがSteel MAGIC 3Dです。
立体トラスや螺旋階段など、様々なモデルが入力可能です。
   

Steel MAGIC 3Dのモデル作成の流れ
3Dモデルへの「切断」機能や「スケッチ」、「穿孔」機能など親しみやすいコマンドを使用して、画面のなかでPLや鋼材を切り貼りし組み立てていく感覚で、3Dモデルが完成します。作成した3Dモデルは作図出力したり、またはIFCファイルとして出力することができます。
PLや形鋼を組み立てる感覚で
操作していきます
  PCファスナーが完成しました   そして三面図や部品図に。
またはIFC出力も

基本の機能:面合わせ移動
鉄骨加工に利用される鋼材やPLは全てマスタとして登録済みです。これらの鋼材やPLを加工して、それを「面合わせ移動」により組み立てていくのが基本の操作です。
PLを配置します
※配置後に長円加工を追加しています
  面と面をくっつけるように
してPLを組み立てます

鉄骨専用CADとの連携
業務のうえで専用CADとの連携は欠かせません。Steel MAGIC 3Dは専用CADから出力したIFCファイルを読み込めます。 これにより専用CADでは入力できなかった部材をSteel MAGIC 3Dで後から追加したり、または専用CADで出力した部材に加工を追加したりといった新しい運用が実現します。

傾斜R梁など、専用CADでは入力が完全にはできない形状のケースでも、IFCファイルで柱だけのモデルを取り込んで、そこへSteel MAGIC 3Dで 複雑な部材を追加・編集できます。追加した部材の図面出力はもちろん、干渉チェックを行ったり、最終的なモデル形状をIFCファイルとして出力することも可能です。
専用CADから取り込んだ直後のモデルです   傾斜したR梁(青色)を追加配置しました

IFCを利用した設備CAD・意匠CADとの連携
IFCファイルを利用すれば、設備CAD・意匠CADからモデルを読み込むことが可能です。そして専用CADから読み込んだモデルと重ねれば、干渉チェックに利用したり、鋼材のスリーブ穴と配管の位置の確認など、幅広く利用できます。
 
空調設備CADからIFCで取り込み、重ねています   拡大図

現寸をサポートする機能
現寸作業のうえで、これまでの専用CADでは困難だった寸法を、わかりやすく計測する機能を備えています。専用CADのモデルをIFCで取り込み、補助線を入力していけば、これまで求めづらかった寸法が、3次元上で計測できます。寸法は3次元モデルで確認できるだけでなく、2次元図面にもそのまま寸法を出力できます。

2次元図面の作図は、標準の三面図だけでなく、「セクション図」機能により、自由な視点から投影したモデルを2次元図面として出力できます。2次元図面の出力フォーマットは、dxf、tdx、jww、cgfに対応しています。
専用CADからIFCで、 2方向の
セットバック柱を取り込みます
  端部に補助線を入力して
簡単に寸法を計測できます

よく使うガセットやリブは自動コマンドで
Steel MAGIC 3D は汎用CADでありながら、ガセットPLやリブPLの形状を自動で生成するコマンドを備えています。R梁や転んだ梁であっても、梁のソリッドを指定してボルト本数などを入力するだけで、PLの形状が自動で出来上がります。片刃落としやクリア量、裏リブなどもダイアログで指定するだけ。

さらに生成したPLを切断コマンドでカットしたり、伸縮・延長など自在に加工できます。
2本の梁を指定して
ガセット生成コマンド実行
  ボルト本数やクリア等を指定
するだけでPL形状が生成

ブーリアン演算機能
3Dモデル同士の和や差、積を求めるブーリアン演算機能を備え、これを利用して精度の高いスリーブ形状を求めることも可能です。
配管の3DモデルとPLを重ねています   ブーリアン演算(差)により重なった部分を除外し
PLに孔を生成しました

機能を応用して様々な形状を
格子線(グリッド)機能では補助面を一括作成でき、これを利用して立体トラスなどの複雑なも形状を実現できます。
補助面(ピンク色)を作成   立体トラス形状を配置

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